会長挨拶 平岡 徳大
皆さんこんにちは、いよいよ「つゆ」の季節に入ろうとしています。今年は短いつゆで大変暑い夏と予想されているそうです。日本で一番長いつゆは78日間、最も短いのは32日間、平均は40日間と言われております。つゆがなければ、どんなに快適かと思いますが、それでは米が取れず、又夏場に水不足になってしまいます。―→天の配剤はまことにうまく出来ております。
つゆ、つゆ明け、戻りつゆ、つゆの晴間、等々色々な言葉と共に生活に深く結びついております。
つゆが終わりますと次に夏まつりの季節となります。夏まつりの源流は京都上賀茂神社の葵祭りと聞いております。春まつりと秋まつりは農事用のもの、春には五穀豊穣を祈り、秋の豊穣な穫り入れに感謝の念をささげる。――一方夏まつりは――都会のまつりであります。ご当地に鎮座ましましておられる様が「みこし」に座乗され、氏子を従えて(氏子の管轄の土地)を練り歩く「」といいますが、そして町の安泰を祈り、その盛んなるを願うという事であります。そしてともすれば単調に流れ易い季節に彩りをそえるという暮しの先達の智恵でもあります。お江戸で言いますと「三杜まつり」「鳥越神社まつり」赤坂山王「神社の山王まつり」(お江戸の総守り神)等が代表的なものであります。
さて、これが終わりますと高校野球のシーズンに突入します。本年は皆さん御存知の通り特待生制度が明るみに出たわけですが、この恩恵を受けている選手が全国で7000人弱とは聞いて、びっくりです。高野連は教育の一環ととらえていると言っていますが、(これだけの事を永年に渡って黙認して来た、あるいはキャッチ
出来なかった?という事はかなり鈍感なことではないでしょうか?
片や私学の強豪校は抜け目無く野球は甲子園ビジネスとしてとらえており、全国に名前を売るにはうってつけ、スカウト、特待制度等はその為の手段に過ぎないと思っているわけで、この論はどこまでいっても、先々かみ合う事はないと思われます。
つゆの入りに当って夏の風物誌2題を取り上げて会長挨拶と致します。 終り
* @本まつりの前夜に神様が降臨される―→これがの宮です。
* A__山王日枝神社はされて川越―→お江戸へ移転されたもの
幹事報告 本橋 正夫
1、2007年規定審議会委員の梅沢 定彦様より報告書が届きました。
2、2006〜07年度職奉委員長 浅田進様より埼玉県立入間高校における高校生社会
体験活動について出席のお願い・・・楢原さん出席
3、2570地区広報活動に関するアンケート
4、(財)米山奨学ニュース 88号
5、米山奨学金寄付の報告とお願い
6、「友」インターネット速報 288
7、学友会ニュース 6月号
8、2007~08年度 第1回社会奉仕部門セミナー
9、2007~08年度 地区大会第1日の会場変更について・・・川越プリンスホテル
10、週報……入間RC
論語の唱和
豊田吉三郎
子川上に在り。曰く、逝く者は斯の如きか。昼夜を舎かず、と。
<現代語訳>
老先生は、ある川の上にお立ちになり、こうおっしゃった「流れゆく水流はこのように激しいものか。昼夜を分かず流れやまない」と。
ニコニコボックス 須澤 一男
本橋 正夫 もう一歩です。ニコニコ宜しくお願い致します。ついでにフォーシーズン
ゴルフ見事ブービー賞でした。有難うございます。
須澤 一男 卓話の先生 吉チャン頑張って下さい。
大舘 信夫 第21回フォーシーズン会伊香保国際カントリーで晴天の中無事終了
しました。ご参加ありがとうございます。
内野 和美 第21回フォーシーズン会ゴルフ大会優勝致しました。有難う
ございました。
卓話 「中国古典を学ぶための出版書の紹介」
所沢西RC会員 豊田吉三郎様
『 論語を通じて皆様に、長い歴史のある中国の文化を見直して戴けたらと思います。』
1、孔子の言葉「温故知新」(古きをたず温ねて、新しきを知る)(私は、生まれながらの天 才ではない、古いものから学び取る、努力をしているだけだ)
2、人間学には、3つある。
@ 小学「修己修身」小人の学 普通の人が学んでおくべき基本的学問
@ 徳性、道徳 A 習慣 B 躾 W 掃除 X 礼「禮」
A 大学 儒教は一般的に「修己治人」の教え「己自身を修める」道徳説と「人を修
める」民衆統治の政治説と兼ねた教説が儒教。「大学」の要点は、第1章の
項目を読むことによってほぼ明らかになる。
B 中の学(生活態度を表す言葉)中庸(誠、天の道、天命)中道 まず、「中庸」の
巻頭は、「天の命ずるところをこれ性と謂う」と言う有名な言葉で始まる。「天」と
言うのは宇宙万物の働きというが人間が左右出来ないものの事で、そういうもの
によって与えられてあるものを「性」だから「性命」と言う性命に従って順応した
ルール、それを道といいます。この道を歩んだら間違いないぞというのが 「教え」
「中」とは平常心。
今週の担当 須澤 一男
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