第1179回例会
2010 8 10
 
 
卓話 例会当番 記念祝福
8/10

8/17
8/24
8/31
ジャパンエコー社
     原野 城治様
例会取止め 定款6-1-C
ガバナー公式訪問
「今を大事に」
 パストガバナー
      加藤 玄静様

  荻野 賢司

  
  荻野 安次
  川島 昇
        8月ご夫人誕生
  太田 政子 大東 和子 佐久間洋子
  新井 讃美
月日 会員数 出席者 出席率 前回修正
7月27日 44名 37名 97.3% 95.0%
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会長挨拶                                     上野 孝二

 今日は。今迄暑い日が続いていますが、8月に入っても暑い日が続くとの予報が出ています。
 熱中症にかかる人が今年は大変多いようです。65歳以上のお年寄りが全体の60~70%を占めていると聞いております。
 又、室内でかかる事が多く、年を取ると喉の渇きが分りづらくなるとの事で定期的に水分を取るようにした方が良いとの事です。
 今日は我がクラブでの卓話の講師では人気の原野様です。生々しい政局の話が聞けると思いますが、最近では珍しく二世議員の首相では無く期待をしていましたが、選挙で消費税を全面に出して戦ったのは菅首相の誤算だったのではなかったと思います。
 現在、菅首相は四面楚歌の状態で、この先どう切抜けるか首相としての政治生命がかかっているといっても過言ではないかと思います。
 現在、壮絶な金融証券市場での覇権争いの中で興るアジア泬む日本と言われていますので政治家の人達には頑張ってほしいです。

 幹事報告                                   鹿島 喜久二

*本日理事会が開催され、以下承認されました。
1、前年度決算報告
2、ガバナー公式訪問の日程  8月24日(火)   11:00~14:50
3、親睦委員会 親睦小旅行 9月28日(火)  国会議事堂、新議員会館
4、9月プログラム 9/7 鈴木 伴忠会員 9/14 財団法人トトロのふるさと財団 荻野 豊様 
  9/21 渡部 照夫会員
5、スターティングパーティー会計報告
6、地区出向、セミナー参加への交通費支給は無

*ガバナー事務所より公式訪問のお願い、「2010~2011地区役員・会長・幹事名簿」が 届きました
*週報・・・所沢RC

決算報告                            前年度会計 小久保 昇

 前年度の収支報告を収入、支出、予算額、実行額等各項目にわたり詳細に説明がありました。

 ニコニコボックス                               宮岡 實

上野  孝二 暑い日が続いていますが8月例会 もよろしくお願い致します。
鹿島喜久二 原野様ようこそ所沢西ロータリー へいらっしゃいました。楽しい話よろしくお願いします。
田中  義高 末娘(6月28日孫が誕生した)が 8月1日に東京小平市から私の家の近くのマンションに         引越して来ました。
吉田  栄治 25周年記念写真の余りです。
松本  勇   前回欠席
山﨑  武邦 前回欠席
中村  茂   前回欠席
髙橋  和男 前回、前々回お休みを戴きました。すみません。
昨年度国際奉仕委員会 ホストファミリー仮払金の残金です。

卓話 「菅政権の今後の政局運営」 ジャパンエコー社代表取締役 原野 城治様

 ◆衆参の「真正ねじれ」で、政局運営は多難
 7月11日の第22回参院選挙で、民主党は過半数割れし敗北した。昨年9月の政権交代から約10カ月で、民主党政治は袋小路に入った。参院の構成は、与党110議席に対し、野党は132議席。民主、国民新党、新党日本の与党3党は110議席で過半数(122議席)に12議席不足している。
 特に、今回の参院選の結果生まれた国会の状況は、「真正ねじれ」と評されている。2007年参院選挙で自民党が敗北して参院で過半数を失ったが、当時の自公連立政権は衆院で3分の2(318議席)以上の議席を確保していたため、仮に参院で法案が否決されても、衆院で再議決したうえで成立させることが可能であった。しかし、衆院における民主党、国民新党など与党系議員は314議席にとどまり、参院で野党反対により法案が否決されると、成立させることができなくなる。自公連立政権時代以上に条件の厳しい衆参の「ねじれ現象」で、政局運営は直ちに行き詰る可能性が高い。
  ◆部分(パーシャル)連合を模索
 こうした苦境を乗り切るため、小手先の「連立組み替え」では局面打開をするのは難しい。ねじれが解消できない以上、政策ごとに野党の協力を求める部分連合でしのぐしかない。その相手としては、参院選で「第3極」に躍り出た「みんなの党」、公明党が想定されるが、みんなの党は民主党に対して「アジェンダ(政策課題)の丸飲み」という高いハードルを掲げている。公明党とは政策的に近いものの、選挙での自公連立の継続や創価学会内にある「民主党アレルギー」などのため直ちに、パーシャル連合に踏み切る状況にはない。連立組み替えも部分連合も暗中模索といえよう。
  ◆9月の民主党代表選
 しかも、菅直人首相には、政局運営の前に9月14日の民主党代表選という大きな関門が待ち受けている。「脱小沢」を掲げた菅政権は、消費税発言で参院選に敗北し、党内には小沢グループから首相退陣論が噴き出している。政治資金虚偽報告問題を抱える小沢一郎前幹事長は、自ら代表選に出馬する可能性は低いとみられるが、小沢グループとして対立候補を擁立するのは確実。
 代表選は、地方、サポーターを含めた8年ぶりの大規模な代表選となる。衆参両議員413人(1人当たり2ポイントで826ポイント)、地方議員100ポイント、サポーター300ポイントの総数1226ポイントの過半数を制したものが代表に選出される。
  ◆小沢、鳩山、旧社会党3グループが接近
 代表選で、小沢グループ(150人)からは、原口一博総務相、海江田万里・衆院財務金融委員長、樽床伸二・国対委員長の擁立が取り沙汰されているが、海江田氏が出馬に強い意欲を示している。問題は、どこまで多数派工作ができるかだ。鳩山由紀夫前首相は条件付きで菅首相再選支持を表明したが、鳩山グループ(60人)内には菅内閣の人事で同グループが冷遇されたことや、鳩山内閣が掲げたマニフェスト(政権公約)をなし崩し的に見直し始めたことに反発して、小沢グループとの連携を強める動きが表面化している。
さらに、旧社会党系グループ(30人)は、輿石参院議員会長らを中心に小沢氏との連携を強めている。3派が連携すれば、かなり代表選は接戦となることが確実で、地方議員やサポーターの7割近くを押さえている小沢グループの結束力がいかんなく発揮されれば、逆転も不可能ではない。
  ◆動きにくい小沢前幹事長
  しかし、小沢氏のアキレス腱は、政治資金収支の虚偽記載をめぐる「政治と金」の問題だ。検察審査会は4月27日、検察が小沢氏を不起訴としたことに対して「起訴相当」の議決を行った。これに対し、検察は5月21日に2度目の小沢聴取を行ったうえで、再び不起訴にした。もし、検察審査会が2回目の議決で、「起訴相当」を決めれば、小沢氏は強制的に起訴され、法廷闘争を余儀なくされる。
 4月の検察審査会は、11人全員が「起訴相当」を議決したが、11人はすべて7月末までに交代した。このため、2回目の議決は、民主党の代表選挙後にずれ込む公算で、小沢氏やそ のグループはその帰趨に足を縛られている。
  ◆政界再編は仕掛けにくい状況
 永田町には根強い「小沢神話」があり、小沢前幹事長が最後の政治行動として、大規模な政界再編を仕掛けるのではないかとの見方がくすぶっている。しかし、動きを封じられている小沢氏にかつてのような大連立や大胆な再編を仕掛けるパワーや基盤は乏しいと見るのが妥当だろう。
 もしあるとすれば、小沢氏がこれまでも繰り返してきたように、民主党を割って、新たな小沢グループを独立させるという「奇襲戦法」ではないだろうか。小沢グループ約150人のうち何人がついていくかだが、仮に50人程度であったとしてもこれに国民新党や鈴木宗男代議士らが加われば、衝撃波はかなりなもので、奇策が政界大再編の導火線となる可能性がある。「新自由党」という新党名まですでに取りざたされている。しかし、小沢氏が仕掛けた後の主導権を握れる保証はない。失敗すれば、じり貧で政治生命は終わる危険性を秘めている。
 ◆菅政権、辛勝で逃げ切り狙う
 菅首相は、国民の「政権タライ回し」批判回避のために、続投で政権交代の実をあげたいとしている。「脱小沢」批判を緩めながらも、国民に根強い小沢アレルギーを利用しながら、菅グループ(50人)、前原グループ(30人)、野田グループ(30人)、旧民社党グループ(40人)の結束を図っている。菅代表が再選されれば、参院選敗北の責任者である枝野幸男菅議長を更迭、小沢グループからの幹事長起用などで挙党一致内閣を実現したいとしている。
 参院選後、菅首相と小沢幹事長はまだ直接に会談する機会を持っていないが、9月の代表選に向けて、菅首相サイドから小沢サイドへの働き掛けは強さを増すだろう。場合によっては福田康夫元首相との「大連立」構想を進めた小沢氏に対して、首相サイドから政界再編に向けた共同戦線を模索する動きが出てくるかもしれない。 (以下は次号に続く)                                  
                                         今週の担当  須澤 一男                                        
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