第1214回例会
2011 6 21
 
 
卓話 例会当番 記念祝福
6/21
6/28
クラブ協議会
エンディングパーティー
(夜間例会)点鐘 6:30
        堤新亭
5:00~ 次年度理事会
5:55~ 委員会別会合
6:30~ 点鐘 例会
 
  荻野 賢司
  荻野 安次
        6月ご夫人誕生
     二上 詳吉 大東 昭雄                  
月日 会員数 出席者 出席率 前回修正
6月14日 43名 29名 67.5% 88.4%
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会長挨拶                                      上野孝二

 今日は、今年度卓話の講師をお呼びしての例会が最終例会に成ります。
 1年間会員の皆様にはご協力を頂き有難うございました。
 今日は最終例会に相応しい講師にお越し頂いております。  
 現在、震災後毎日のように節電のニュースが流れておりますが、今年の夏を乗り切る為には一時止めてあった火力発電所をフル活動しなければならなくなりました。
 又、気温が30度を越えると熱中症にかかる人が多く昨年度では、58,000人位の人がかかり、1,700人位が死亡したそうです。今年も暑い夏になりそうです。
 又、企業及び家庭で最低15%の節電のご協力がいわれています。
 そこで1年間会員の皆様にご協力及びお世話に成ったお礼として職業を通して奉仕させて頂きます。
 わが社の得意の分野でもあります、太陽光発電システム設置を原価で提供させて頂きますので現在考え中の方、又これから予定をしている方は是非相談連絡をして下さい。
 現在、住宅では電力を使う家から電力を造る家という事で建設が進んでいます。少しでも電力不足の為に成ればと思っています。

幹事報告                                    鹿島喜久二

★第2回R財団部門セミナー(中止)資料
★(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース・・・ハイライトよねやま 135
★所沢青年会議所より「わんぱく相撲大会」お礼状を頂きました。
★さいたまユネスコ協会
  ・所沢西ロータリークラブ支援による学校建設バルビカシ小学校報告書
  ・ナマステ10号
★平成23年所沢市暴力団排除推進協議会定期総会資料
★次年度役員・理事のお知らせ・・狭山RC
★週報・・入間RC、新狭山RC、所沢中央RC  

 第三グループガバナー補佐                        磯田 力彦様 

 所沢西RCの皆様、こんにちは。今年度最終の4回目の訪問にお伺い致しました。
 ガバナー補佐の仕事として各クラブへ四半紀に最低1回以上、訪問しなさいと手続き要覧にあります。
 そうゆうことで第三グループ12クラブへ今日で48回目の所沢西クラブ様、訪問で終ります。自分のクラブ例会への出席、地区の会談、セミナー等で大変な多忙な一年でした。
 しかし、クラブ訪問によって、多くの方々と知り合う機会を得て、友情を交わすことを可能にしたわけで、この事がガバナー補佐をさせていただいた収穫だと思っております。
 もうひとつ皆様に今日お話ししなければならない事として、3月5日、私共クラブがホストとして開催させて頂いたIMに際しては、所沢西クラブ様から多数、ご参加いただき、ありがとうございました。鹿島幹事様には演劇に出演、お礼申し上げます。
 結びとして、西川ガバナー年度に御協力頂きありがとうございました。
 上野会長、鹿島幹事様の年度が無事に滞りなくゴール致す事をご祈念申し上げて、年度最終の挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。

 ニコニコボックス                                荻野 安次

第三グループ ガバナー補佐 磯田 力彦様 年度最終4回目の訪問にお伺い致しました。一年間、
         大変お世話になりありがとうございました。
鹿島喜久二 *池谷 亨様、本日よろしくお願 いします。
         *磯田第三グループガバナー補佐一年間御苦労様でした。
豊田吉三郎 昨日、西クラブで応援して頂いている「つながり食堂」佐藤 義治君の店の放送予定と
         ご連絡しましたが、17日(金)午後5時30分よりのevery(エブリー)という番組で放映変
         更となりました。大変ご迷惑お掛け致しました。
室伏  秀樹 池谷ニュースキャスター卓話よろしくお願いします。つながり食堂、一番乗りしました。
         こはくラーメンうまかったです。
原  正興  先週は埼玉土地家屋調査士会の支部長会議に出席の為浦和にいたので例会を欠席
         しました。
石井  秀夫 前回欠席。

 卓話    <世界経済と日本の復興>             池谷 亨様
            株式会社 テレビ東京   報道局ニュースキャスター
             月~金曜日 5:45分~6:40分(担当)
            BS  6チャンネル(再) 7:30分~8:30分

アメリカ
株価上昇の支えになっていたQE2が6月に終了。
その後のアメリカ経済を心配する声が増えてきた・・
このところの経済統計の推移・・住宅、製造業 消費者センチメント、雇用
どれをとっても、悪いものばかり・・
実は、日本の震災の影響も色濃く出ている・・、
6/7、FRBバーナンキ議長も講演でその点については言及している。

特に自動車産業などへのインパクトが大きく、アメリカの雇用にも影響が出た。(図)
世界的なサプライチェーンの中で日本の製造業が大きな存在感をもっていたことが改めて確認された。
またルネサスエレクトロニクスの半導体生産のストップも、車をはじめ、家電などにも大き影響を与えた。
TVのインタビューで社員も「こんなに自分の仕事が世界に影響を与えるなんて思ってなかった」と答えていた・・。

アメリカ経済のスローダウンが一時的なのか、長引くのか・・
その見極めが大事な時期に来ている。その行方を左右するのが金融政策!
QE2は終了、ただ引き締めの始まりではないところは安心感。
でも、そのままでいいのか?それとも再び何かの策があった方がいいのか・・
マーケット関係者の間では、たとえば株価の動きなどをみても、何かしらの策を催促しているように見える・・と指摘。
ただ、策を打てば打ったで「アメリカ経済のスローダウンを認めることになる」

そのFOMCは、22日(日本時間の23日、深夜)声明文で一体何が盛り込まれるのか?
また前回から始まった記者会見でバーナンキ議長が何を語るのかが注目!
基本的に中央銀行は物価の安定・・雇用創出・・ここにかなりのポイントを置く
ガソリン価格の高騰は個人消費に跳ね返り、雇用が生み出されないのも消費に大きく影響
つまりアメリカ景気を冷やしかねないぎりぎりの状況。

一方で、金融緩和が商品相場の高騰を招いている事実も見逃せない。
新興国におけるインフレ懸念を招き、金融引き締めに急がせている。

ヨーロッパ
財政再建問題がまたマーケットの重しに。
そもそも、ギリシャから端を発した問題・・去年の5月に政権交代した時に前の政権のずさんな財政運営が発覚、財政赤字は公表値より悪かった
EUやIMFの支援・・またPIGSへの飛び火の懸念などから7500億ユーロの支援の枠組みができた。


それから一年・・
ギリシャは1100億ユーロの支援を取り付ける代わりに、財政緊縮策を進めるたがこれが上手くいかず、逆に景気を悪化させ、財政赤字は対GDP比で目標9.4%を達成できず、かえって10.5%に悪化
これを機に、ギリシャの財務危機が再燃・・債務再編への懸念はマーケットを直撃。

ギリシャの周りでも、逆風が・・
支援される側のアイルランドやポルトガルで与党が敗北
支援する側のフィンランド(AAA)で支援に反対する政党が選挙で躍進・・。

今、ギリシャ支援の第二弾が進行中。
新たに600億ユーロの追加支援を検討、その代わりに新たな緊縮策をギリシャに求める。
公務員の人員削減、給与カット、増税などを検討・・ただやれる余地はあまりない。
これまで進めてきた増税も、日本でいえば「一年間で10%上げる」のと同じくらいのインパクト。

また民間の債権者にもちょっと負担を求める声も・・これが債務再編で、
ギリシャ支援第二弾の一番のポイントになる・・
債権者は主に銀行・・つまり金融危機が懸念される。
で、この問題・・実はPIGSだけ、ヨーロッパだけ・・の問題ではなく
日本を含め、世界景気が大きくかかわってくる・・。
アメリカ初め、新興国、日本の景気がスローダウンすれば、ギリシャの債務問題も実は解決しない・・。

バランスシートの改革は時間がかかる。

日本
GDPの数字などから考えてみると、1-3月は予想を下回る数字。
この4-6月はもっと下がると予想
でもその数字がかなり回復しているかも知れない指標も・・貿易統計の赤字幅の縮小。
予想以上に回復は早いかも。
ただ、これは短期的な現象。

長期的にはやはり復興のための巨額の財源はどこから持ってくるのか?
これは番組の中でも様々な意見がある。
消費税を含めた増税・・
国債、復興国債と目的税のコラボ、
また時間をかけて使える分だけ使い、あとは民間や海外からの資金を活用する案・・
それぞれ一長一短。
復興構想会議は「復興国債」発行で、その財源を使途限定の増税で賄う・・というシナリオを考えている様子。
一方で「税と社会保障の一体改革」で2015年度に10%に引き上げる案をまとめた。

日本の復興に関してはいろんな案が考えられる・・
被災した地域を元に戻すのではなく、新しい街、産業を作っていくという考え方をした方その方が、最終的に効率がいいのではという声が多いと思う。
コンパクトシティ的な発想や、産業の集約、大規模経営で雇用を創出、ダメージがすくなかった部分にお金をかけて、経済を立て直し、そのあと沿岸部などを支援していくなど。
                                             今週の担当 大舘 良典                                        
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